子育て中は、子供に予防接種を何種類も受けなさせなくては
なりません。 予防接種とは、ワクチンを接種して、免疫を
つくることによって、病気に対する抵抗力をつけるものです。
発病を予防したり、症状を軽くしたりする方法ともいえます。
子供は、生後8ヶ月から12ヶ月ごろまでに、病気への
抵抗力が自然と失われていくんですね。
予防接種の種類は、BCG、三種混合(DPTワクチン)、
ポリオ、麻疹、風疹(MRワクチン)、インフルエンザ
などがあります。
ワクチンとは、予防接種に使用する薬液のことですが、
生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイドの3種類があります。
◇ 生ワクチンは、生きた病原体を弱めたものを接種し、
からだの中で増やして免疫をつけるというものです。
◇ 不活化ワクチンとは、免疫を作るのに必要な成分
のみを病原体から取り出し、毒性をなくしたもの
を接種して免疫をつくります。
◇ トキソイドとは、細菌が産出する毒素だけを取り出し、
毒性を弱めたものを接種して免疫をつくるものです。
BCG、ポリオ、麻疹、風疹、水痘(水ぼうそう)には、
生ワクチンが使用されます。
また、三種混合(DPTワクチン)やインフルエンザには、
不活化ワクチンを使用します。
子供が大きくなるにつれ、外に出ることも多くなってきます。
予防接種は、子供を悪い病気から守るという意味でもある
わけで、子育てをしていく上で、欠かすことができない大切
な行事のひとつといえます。接種するときには、注意事項
などをよく読んでから接種させてあげてください。
子供の予防接種の種類とワクチンの種類
ラベル: 予防接種の種類