子供のやけどの対処法

子供やけどは、親の不注意が原因といえます。
炊飯器の湯気を触ってしまったり、熱湯の入ったコップを
触ってしまったり。熱湯の入ったポットも、倒れた時に
危険ですね。 子供は色々な物に興味がありますから、
熱いものは、子供の手の届かない場所に置くことです。

子供がやけどをしたらすぐに、火傷をした箇所を冷水や、
氷水で冷やします。市販で売っている、冷えるシートは
やけどには適さないので使用しないようにします。

服を着たまま、湯船に落っこちてしまい、やけどをした
場合は、服を着せたまま冷やす方が良いです。
服を着た状態でやけどをして、無理に脱がせたりすると、
皮膚が一緒に剥がれてしまう場合もあるからです。
服の上から冷やす場合は、20分程度冷やしてあげます。

やけどの範囲が大きい場合や皮膚が白くなった場合、黒く
なった場合は、すぐに病院へ行ってください。時間がたつ
につれ、酷くなる場合もありますが、自己判断で処置は
しない方が良いでしょう。

水ぶくれができてしまった時は、絶対に潰さないこと。
潰した部分から、バイ菌が入って化膿してしまいます。
ヤケドは、跡が残る場合もありますから、軽症でも一度、
病院で診察を受けることをお勧めします。

子供の皮膚は、大人の皮膚に比べて薄くできています
から、ホッカイロや湯たんぽ、電気あんかでもやけどを
してしまいます。 湯たんぽは栓からお湯がもれない
ようにしなければなりません。また、テーブルの上の
熱湯が入ったカップラーメンやお茶に手が届いてしまう
場合もあります。子育てには、常に、注意が必要ですね。

インフルエンザの予防

インフルエンザは、毎年秋から冬、春先にかけて流行
していますが、最近は季節を問わずという感じですよね。 
子供のインフルエンザは、とても恐ろしいものです。大人と
比べるとからだも小さいわけですから、最悪の場合は、
死に至るケースも少なくありません。

感染力は非常に強く、潜伏期間が3日~5日かかる場合も
あります。インフルエンザに感染すると、急激な発熱をひき
おこし、40度近くまで上がります。高熱が3日以上
続きますが、だいたい5日ほどでおさまるしょう。

小さい子供が5日間も高熱が続くと、食欲が落ち、嘔吐や
下痢をしたり、場合によっては、肺炎や中耳炎、気管支炎
などの合併症を起こすこともあります。

このような合併症を起こさないためにも、またそれ以前に
インフルエンザにかからないためにも、予防注射をする事
をお勧めします。インフルエンザの予防注射は、生後6ヶ月
から受けることができます。 

予防注射をすれば、インフルエンザに絶対感染しないという
わけではありませんが、予防注射をしたことで、感染しにくく
なりますし、たとえ感染したとしても軽いもので済みます。

もし、インフルエンザに感染してしまったときは、とにかく休養
することが大事です。感染したら、抗生物質はもちろん効き
ません。水分をこまめに補給して、消化の良い物を食べさせ
るように心がけましょう。

インフルエンザの予防接種は、1年に1回することをおすす
めします。毎年一回、予防接種しなければ効果もありません。
毎年同じ型のインフルエンザが流行するわけではんく、型を
いろいろ変えて流行しますから、毎年予防が必要なのです。

もし、お母さんが感染してしまった場合は、子育ては誰かに
任せて ゆっくり休むことをおすすめします。

夜泣きに効くツボ

子供の夜泣きが続いたりすると、親も疲れ果ててしまい、
子育てもうまくいかなくりますよね。夜泣きの解決には
いろいろ方法がありますが、以外に忘れられているのが、
ツボ療法ではないでしょうか。

夜泣きは、神経が過敏の時に起こりやすいので、子供の
気持ちをリラックスさせるツボをやさしく指圧してあげ
ましょう。

夜泣きに効くツボをいくつかあげてみました。

◇ 鳩尾(きゅうび)

みぞおちの上方で胸骨の下端の少し下にあるツボです。
子供をあおむけに寝かせて、両手の親指で軽く押し、
やさしく「の」の字をかくようになでます。

◇ 身柱(しんちゅう)

背骨の上で、第3胸椎とだい4胸椎の間に
あるツボです。身柱は、子供の万病に効く
ツボといわれています。軽く指圧してあげ
ましょう。

◇ 大椎(だいつい)

首のつけ根の中心で、頚椎の最下部にあるツボです。
「身柱」とあわせて刺激してあげると効果的です。