インフルエンザの予防

インフルエンザは、毎年秋から冬、春先にかけて流行
していますが、最近は季節を問わずという感じですよね。 
子供のインフルエンザは、とても恐ろしいものです。大人と
比べるとからだも小さいわけですから、最悪の場合は、
死に至るケースも少なくありません。

感染力は非常に強く、潜伏期間が3日~5日かかる場合も
あります。インフルエンザに感染すると、急激な発熱をひき
おこし、40度近くまで上がります。高熱が3日以上
続きますが、だいたい5日ほどでおさまるしょう。

小さい子供が5日間も高熱が続くと、食欲が落ち、嘔吐や
下痢をしたり、場合によっては、肺炎や中耳炎、気管支炎
などの合併症を起こすこともあります。

このような合併症を起こさないためにも、またそれ以前に
インフルエンザにかからないためにも、予防注射をする事
をお勧めします。インフルエンザの予防注射は、生後6ヶ月
から受けることができます。 

予防注射をすれば、インフルエンザに絶対感染しないという
わけではありませんが、予防注射をしたことで、感染しにくく
なりますし、たとえ感染したとしても軽いもので済みます。

もし、インフルエンザに感染してしまったときは、とにかく休養
することが大事です。感染したら、抗生物質はもちろん効き
ません。水分をこまめに補給して、消化の良い物を食べさせ
るように心がけましょう。

インフルエンザの予防接種は、1年に1回することをおすす
めします。毎年一回、予防接種しなければ効果もありません。
毎年同じ型のインフルエンザが流行するわけではんく、型を
いろいろ変えて流行しますから、毎年予防が必要なのです。

もし、お母さんが感染してしまった場合は、子育ては誰かに
任せて ゆっくり休むことをおすすめします。