離乳食のポイント

離乳食は、初期・中期・後期・完了期の4つに分けて
行います。 子育ての中で、毎日の食事のバランスを
考えるのは、なかなか大変なことですが、離乳食は
子育てのとても大切な過程ですので、頑張りましょう。
ポイントをつかむと無理なく進められると思います。

初期は、5~6ヶ月、中期は7~8ヶ月、後期は
9~11ヶ月、完了期は12~18ヶ月になります。

初期離乳食は、一日一回で朝の10時頃が良いで
しょう。まだ、噛んで食べることが出来ませんから、
トロトロのスープ状のような物から始めます。

初期に入る前に、果物の果汁や、おもゆなどをあげて
母乳やミルクと違う味に慣らしておくと、嫌がらずに
飲み込んでくれます。離乳もスムーズに進むでしょう。

中期に入ると、今度は二回食になります。
朝10時頃と夜6時頃に、食事のリズムをつけてあげ
ましょう。食べる物もトロトロのスープ状のものから、
舌でつぶせるぐらいの硬さに変わります。

そして後期になると、一日三回食に変わります。
歯茎で噛める硬さのものをあげてください。
ごく少量なら、味付けをしても大丈夫です。
初期や中期に比べて、食べられる食材もだんだん増えて
いきますので、レパートリーがたくさん出てきますね。

そして、最後は完了期です。
完了期だからといって、大人と一緒の食事を与えては
いけません。完了期の子供には、大人の食事に含まれて
いる塩分が多すぎて、子供のからだに負担がかかって
しまいます。味付けには、十分注意したいものですね。

完了期になると、子供は手づかみで食べようとします
ので、自由に食べさせてあげてください。
散らかしたりするのでお母さんは大変ですが、イスの
下に新聞紙を敷くなどして工夫して食べさせましょう。

離乳食は、焦らずに子供のペースを見ながら進めること
が大切ですね。