子供の怪我で気をつけたいこと

子育てをしていると、思いがけないことがよく
起こります。子供は、思ってもみないことをする
ことがありますから、注意が必要ですね。

ハイハイをするころの子供は、床に落ちている物を
何でも口に入れてしまいます。 床に、危険な物を
置かないように常に心がけていることが大切です。
怪我の原因になるようなものを置かないことです。
こまめな掃除も、こどもを様々な危険から守ります。

1歳前後の子供は動きも活発なので、要注意です。
イスやテーブルの上にあがったり、階段をのぼって
いったりします。子供は、まだ頭が重いため、落ちる
ときは、からだからではなく頭から落ちてしまいます。

落ちて頭を強く打ってしまったときは、打った部分を
氷水で冷やすなど、早急に処置してあげましょう。
頭を打った際に、耳や鼻からの出血嘔吐があった
場合は、すぐに病院での診察を受けるようにします。
出血や嘔吐がない場合でも、急変してしまうことも
あるので2~3日は、気をつけて様子を見てください。

色々なセーフティーグッツが売られていますので、階段
のある家は、セーフティーグッツを付けるといいですね。

口の中を怪我して切ってしまった場合は、パックリ
切れていなければ問題はありません。パックリ切れて
いたら、病院での診察が必要ですが、血がある程度
止まっていれば 大丈夫でしょう。

ご飯を食べるときや飲みものを飲む時に、本人が
痛がったり、喉を通さない場合は、診察を受けます。
今は、市販で口内に塗る子供用の塗り薬も売られて
いますので、使用してみても良いでしょう。

親には気づきにくい子供にとっての危険は、身の回りに
一杯あります。テーブルの角が尖っていたり、タバコが
手に届く場所に置いてあったり。 子供を危険から守る
には、まずは怪我防止の対策をすることが大切ですね。

◇ すぐに専門医に診せなければならない症状

1、チアノーゼ。唇、顔、からだが 紫か青黒くなる。

2、顔色が白く、からだが冷たくなって、もとに戻らない。

3、息があえぐようにはやく、苦しそう。  
  息のたびに胸が引っ込む。頻繁に息がとまる。

4、ひきつけ、けいれん。手足をつっぱったり、  
  目つきがおかしいなど。